2010年3月31日

セカンドオピニオン

あれから。。
いろいろ話し合った結果、セカンドオピニオンを受けよう!ということになりました。

他の医者(または別機関)からあらためて意見をもらうことでより、安心して手術をしようと考えたからです。
それで、、
近くのプライベートドクターへ。

イタリアでは診療は基本だれもが無料なのですが、それは公立の病院の話。

プライベートドクターにかかると高額な医療費がかかります。
しかし、その分都合も良く信頼できるということでもあるようです。
(自分にあった医者を探せる)

いままで公立で一切無料でしたが(検診や検査も救急も)
今回は、このプライベートドクターに行く事になりました。
(プライベートドクターは普段は公立で働いている)

それで、昼から行ってきました。
私の想像とは違って。
非常に清潔感があって、非常に整った印象。。
日本の大きめな個人病院を思い出すような感じでした。
(今まで歯医者しかプライベートを受けたことがない)

15分遅れてドクター登場。
非常に落ちついた、おだやかな感じで。
こちらの話や、不安事、今までの経緯、現在の状況などことこまかに聞いてくださいました。

その今までとの「天と地の差」にちょっと感動すらしてしまうほど。
お金を出せば、こんなに違うのか。。。
さすが、コネとカネがものをいう国って感じです(良い意味でもあり)汗。。

それで、エコーもしたのですが、、
ドクター、超優しい。。(泣)

日本の婦人科のお医者さんみたい。
暖房もつけてくれて、こっちの気持ちの配慮もしてくれて。。
「こんな感じ、久々だな。。」


それで、会話を交えつつ30分くらいはじっくり見てもらいました。
初めてです。
マリちゃんも安心して会話しています。

1時間以上かけて、診察終了。

それで、私事ではありますが、、ドクターの見解を書きたいと思います。

1 39週の手術は(私の場合)やはり危険、37週〜38週が良い。

2 胎児、胎盤、羊水共に問題無し。

3 子宮は薄いが精密なサイズが測れない。

4 子宮頸管が1センチしかない。。

5 子宮頸管はまだ固いので今は大丈夫そう。

6 もし手術日が変更できないのなら、このドクターの務める公立の病院で手術する事も可能(ジェノバではないのでNICUはない)

7 子宮破裂の可能性は低いが、私の場合は低いと言えない(陣痛が先にくれば破裂の危険がある。破裂すると80%胎児死亡、母体も非常に危険)

8 まだ受けていない検査がひとつある。

、、、、、、、などでした。

それで、今夜マリちゃんと再度話し合って。
どこで手術するのか決めたいと思います(返事は明日なので)
子宮頸管が1センチっていうのは驚きました。
やはり張り止めと安静にしなきゃです。おそろしい、、、。

やはり、一番の危険は
「陣痛や破水が先に来る=万が一子宮破裂起こす」事です。

しかしこのドクターの務める公立の病院は家から近くなのですが、
あまり評判はよくありません。。

ただこのドクターも立ち会ってくれる他、39週よりも以前に手術が可能、これが一番重要かもしれないのです。
何より、このドクターが信頼できそう。。

危険を回避するなら、ここか。。
今夜、マリちゃんと話し合いたいと思います。

どっちにしても救急は(早くに陣痛が始まってしまった場合)ここの公立の病院に行く事になるので。
明日は万が一に備えて、この公立の病院へジェノバと同じ検査をしに行きます。

ところで、、
前回の帝王切開も、前々回の帝王切開も外見上は「縦切り」の私。

こっちに来てから地元の担当医に
「初めて縦切りの人を見た」と言われとても驚かれましたが。。

今回のドクターも例外ではなく。。
エコーでお腹を出したとき、、えらく驚いて(笑)

「!!!」って感じでした。
それからマリちゃんに「縦なんて見た事無いよ、驚いた」
「今回は横になると思う、お腹が十字になっちゃうけど、、」

そう言って傷を珍しそうに観察していました。。汗

ちなみに、、
今回の診察とエコー料金。

「120ユーロ(日本円で 約1万7千円)」でした。

200ユーロくらい、、と聞いていたので思ったより安かったです(それでも高いですが)
なにより、ここまで詳しくゆっくり時間をかけてもらえるので充分価値がありました。

マリちゃんも今回は満足そう。。。
このドクターに任せてもいいかも、、という考えのようです。
そして私も、、
赤ちゃんに重大な症状がないのなら、ここで早めに安全に出す方が安全。
そう考えています。

現在36週目(臨月)、体重増加は、、現在20キロ。
このドクターにも「毎回なの?太り過ぎだよ」、、と当然のお言葉。。


ところで。
最近、メイの様子が変わって来ました。
私や赤ちゃんの事をやたら気にかけてくれます。

そしてハヤの面倒をよくみてくれて、お手伝いも気持ち良くやってくれます。
何故かは分かりませんが、、
お姉ちゃんになってきたな、と実感してやみません。
なにより、すごく助かる!

一時的?なのかもしれませんが、、
あまりにシッカリしてきたので嬉しい反面、どうしたの?って不思議でもあり。
メイにもとっても感謝しています。

部屋の方は、、
なんとか準備が整いつつあります。
家具も取り付けました。
本当に、あともうちょっとです。

2010年3月26日

出産予定がたったものの。。


、、、そのまえに。
これが、新しいマリちゃんの仕事部屋です。。(実家)
物置から、体が半分出てしまいます。。

ちょっとかわいそう、。、

昨日は、いよいよ待ちに待った「ジェノバの病院」へ。

朝8時から予約だったので、朝6時には早めに出発。
子供たちは、前夜からアニエーゼの家にお泊まりに行きました。

アニエーゼの家では、、、
赤ちゃんが使うベビーベッドを組み立て。。ハヤのベッドを用意(笑)
夜ご飯のあとで、おとまりに行きました。

子供たちはすごいはしゃぎよう。
クリスマス以来だったので(泊まりが)そりゃ大喜びでした。
アニエーゼに絵本を読んでもらって就寝。
それで、私たちは翌朝、安心してジェノバに向かう事ができました。


ジェノバに到着。
しかし、、、
やっぱりここでも、パーキングがありません。
日本じゃ信じられないのですが、、
病院でもパーキングが無いんですね(あるにはあるがとても足りない)
イタリアのパーキング問題はすごいもんです。
どこに行っても、どこに行くのもパーキングの心配をしなきゃいけません。

また古い建物が多いので新たにパーキングを作るのは簡単じゃない、、とかで。
(本当かどうか知りませんが)
なかなか改善されないと聞きました。

なので道は日本以上に狭く、パーキングもギリギリで詰め詰めです。
縦列で20センチ間隔なんてあたりまえです。
なのに、駐禁はすぐに見つかる、、

それで、、30分もうろうろ。ようやく一カ所開いてるところがありました。


病院は高台にあり。
下の住宅街に、病院行きの大きめの車が待っていました。

みなさん、車で上がるかこれを利用するようです。
私たちは離れた場所に駐車したので、このバスを利用しました。
なんか、、自動車学校思い出すな〜、、なんてこの時はのんきな私でした。。

それから、、
乗り込んで運転手さんに「何科(番号)で降りたい」と言います。
(アナログだな〜)
イタリア全土ではないと思いますが、、
科によって建物が分離している事が多いです。
見た目も、病院っぽくなく、、分かりにくいです。

実際地元の病院もこんなです。


それで、きちんとした案内板もないので
建物内を迷いながらようやく指定場所に到着。
古い建物ですが、ヨーロッパっぽい感じで。
たくさんの個別の建物が、ガラス張りの廊下で繋がっているような感じでした。

それで、建物内の警察署の待合室みたいな
無機質な廊下のトイレに行ったのですが。。

汚い。。

私はけっこうショックでした。
病院なのにこんなに汚いなんて。
日本人の私からすれば、汚いトイレの病院なんていまいち信用できません。

私はトイレを我慢したままマリちゃんのところに戻りました。
「掃除のおばさんとかいないの?」
「病院なのに汚いなんておかしいでしょ。。」

マリちゃん「トイレの綺麗さと医者の腕は比例してないよ」
     「大事なのはスタッフの質。大丈夫だよ」

確かに、、、

しかし、、
ただでさえ不安だったのに、、しょっぱなこんなトイレを見てしまった私の頭は不信感でいっぱい。

ここは日本じゃない、分かっているのですが。
頭が固い私は未だに順応できていません。

それで、、みるみる不安感が募ってしまった私は。
たかだかトイレの汚さだけで涙が出て来ました。。。
その時はいっぱい、いっぱいだったんです。

マリちゃんも困って。。私を励ましてくれますが。
いまいち説得力も無く。。私も聞く耳持たずで。。


それから検査の順番がきました。
やっぱり日本人の私、
さっきまで泣いてたくせに、スタッフに愛想だけは良くしてしまいます。
マリちゃんも目が点。、。でしょう(笑)

マリちゃんが通訳してくれます。
「全裸になって、そこのベッドに上がって、だって」
「今から、採血と膣と肛門の検査するって」

え、なんで全裸?
なんで肛門?
???

それからマリちゃんは気を使って外に出てくれました。
私はいそいそと脱衣、ベッドに滑り込んで体を隠していると、、

女医さん「違うって!降りて!」

何を言っているのか分かったのですぐに降りましたが、なんかイヤな態度。。

それで全裸で裸足で突っ立て待っていたら
「んもぅ〜、、」

っていうような事をぼそっと言って、ベッドのシーツを何枚か剥いで
「ここに横になって!」(どうもシーツの具合が違ったらしい)

あまりの面倒くさそうな態度にむかっとしましたが、、我慢です。

そして、採血。
足を曲げて、上げて、卸して、など指示があって何か下のチェック。

それから心電図がはじまりました。
「あーそれで全裸か。」

そんなこんなで検査終了。
次はいよいよドクターと面会です。

また違った場所に移動、1時間くらい待っていると
おっさんドクターが二人、呼びに来ました。
それで話がはじまって。

家族の既往歴や私の出産歴など問診。
たんたんと。
しかし何かせわしなさげ。
それで

「手術日はあっちで決めてください」
それで終わりました。

それから別の建物に移動し。
言われたとこへ。
そこには女性の医者か事務員かわからない人がいて(マリちゃんにもわからない)
「4月15日にしましょう。
時間は、あっちで決めてください。」

、、、え、何も知らないあなたが決めちゃうの?

また不信におもいつつ。。
それからまた元の建物へ。

するとさっきのおっさんドクターが「ここで何してるの?え、時間まだきめてないの?」

そしてその辺を歩いてた別のスタッフに何か言いだし
どこかへ、、
少し待っているとそのスタッフは戻って来ました。

「4月19日に変えました」

えーー!
19日っていうと、39週0日です。
予定帝王切開なのに遅過ぎるでしょう、。、
しかも、帝王切開3度目、最後は子宮が薄いから注意してって日本で言われたのに(もちろん伝えてある)。
それから、おっさんドクターが戻って来たので、いろいろ立ち話が始まり。

マリちゃん「手術日は19日じゃないとだめなんですか」
     「手術中、通訳もかねて私も立ち会えると聞いていますが」

ドクター「立ち会いはダメ」
    「他の日は開いていない」

マリちゃん「しかし彼女はイタリア語は理解できません、何かをうったえたい時に困ります」
    
ドクター「昔、身勝手な旦那さんが問題を起こして、それで今は無理なのです」

私たちはそれ以上何も言えなく。。

それから、入院準備について聞きに、病棟へ。

病棟は非常に美しく。。清潔感たっぷり。
さっきとは別世界。

病室もすごくきれいで。
窓からは、ジェノバの港や船が見えてとっても素敵!!
なにげにトイレもチェックしましたが、、
病室に備え付けのシャワー室も、トイレもピッカピカ☆

ちょっとほっとしていました。

そしてマリちゃんが、看護士さんに尋ねました。
「私も、ここで彼女につきそえると聞いていますが、どこで寝るんですか」

看護士「いえ、旦那様は付き添えません。夜の9時には出てもらいます」

マリちゃん「いえ、ドクターにOKもらっていますが、、なぜダメなんですか」

看護士「セキュリティー上、男性は禁止です」

それで、、その悪い知らせに私は溜まっていた不安が一気に爆発し。。
また涙が。。

それで、すぐに廊下に出たのですがもう、号泣で。。汗
おえつするほど、、
本当に恥ずかしいんですが、もう自分でもコントロールが効かなくなって。

看護士さんもマリちゃんもビックリして、、迷惑をかけてしまいました。。
看護士さんは私の肩を抱いてくれ
「知らないとこで、言葉もわからないのに不安でしょう、分かってるから大丈夫。声かけてくれればちゃんと私たちが助けますから、心配しなくていいですよ」

それで私も「しっかりしなきゃ!!」
と、なんとか自分を抑えて。。(時間がかかりましたが)
説明を聞きました。。


それから、車まで戻った私たち。
私はだいぶん落ち着いていて。

「泣いてばっかりでごめんね。もうちょっとしっかりしなきゃね。頑張るから大丈夫」

少しずつ気持ちが切り替わっていました。
しかし、、、

切り替わってないのはマリちゃんの方だったんです。

「マイコは牛じゃない!」
「手術中、問題があったらどうするんだ、会話できないのに
。立ち会いOKってドクターは言ったのに」
「夜も付き添えないなんておかしい!」

牛って、、なんの例えよ?、、って感じでしたが、、汗
マリちゃんは私以上に不信感を持っているようです。

「病室や看護士は良かったけど、ドクターの態度が悪い」
「手術日も選んだ根拠が分からない」
「マイコを助けられないのがくやしい」
「誕生の瞬間を一緒に味わいたい」

そこまで言ってくれて、、私は嬉しいんですが病院のルールはルールです。
でも、マリちゃんにとってもすごく大事な赤ちゃんの誕生。
あ、そうか。
マリちゃんも立ち会いたかったんだ。。

私はマリちゃんをなだめ、、
とりあえず、昼食に。
この日は、気分転換に「アメリカ、メキシコ料理」へ行きました。

イタリアとも、日本食レストランとも違った雰囲気。
日本のアメリカ風ファミレスみたいな、、なんか懐かしい感じもしました。


私はハンバーガー(マヨつき)頼みましたが。。
アメリカサイズなんでしょうか。
大量のポテト。。
メキシコの辛味噌みたいなんもついて、コーラもついていました。

こんなん食べてドクターにおこられそうだね、、(私)

でもおもいきり食べました。。笑


それから赤ちゃんの買い物に。
ここはジェノバ、なんでもあります!
そして、大きいショッピングモールへ行けば、買い物も簡単!
いいな〜

私たちは、赤ちゃん(命名 咲良 SAKULA 女の子)をイメージしながら、、
服や、小物をそろえて。
とっても楽しむ事ができました☆
なんか幸せだな〜、、、

授乳ブラや入院パジャマも買う事ができ。

「いろいろあるけど、決心したんだからガンバらなきゃ!」
「もう、任せるしか無い。サクラの為にも強くならなきゃ!」

って私の気持ちも変わって来ました。
逃げ腰だったことも反省。。

しかし、、
マリちゃんは買い物の後、

「やっぱり納得できない。帰ったら担当医(私の)にもう一回確認しよう」。。。あらら

それで、
帰ってから電話しました。

地元の担当医「夜の付き添いはルールが変わったかもしれない。しかし、手術中は立ち会えるはずだから、僕からお願いしてみるよ」

また、マリちゃんは
「入院中はずっとジェノバにいるし、朝から夜まで病院にいるからね」

そしてジェノバのマリちゃんの親友
「うちに泊まれば良い、ホテルは高いし。手術中立ち会えないんて酷い、もっと訴えなきゃ。入院中に男が付き添えないなら私でも、フェデリカ(恋人)でも付き添うから(彼女はレズビアン)言って」

そしてマリちゃんマンマ。
「ちょっと手術が遅いんじゃない、、39週って万が一陣痛や破水が始まったらどうするの危険でしょ、、、」

そしてパパは担当医の奥さんと友人なのでまた電話。
「なんでダメなの〜何とかしてもらえないの」

そうして、、
皆が、私たちのために、、、
本当に、ありがたく、感謝です。

なので、まだどうなるのか分からないのですが。
とにかく、任せるしか無い。
そして、出産まで安静に何も起こらないように過ごしたいと思っています。

いろいろありましたが、、
ようやく決心と覚悟ができたような私です。。

2010年3月24日

マリちゃん大移動☆

トロくて、尻が重たいマリちゃん。。。
なかなか部屋が片付きませんでした。
喧嘩になっても、、困ってると訴えても、。、

本当に頑固者のマリちゃん。


それが!とうとう、動き出しました!!
しかも、、

自分のパソコンから、荷物から多くの物を運び出したのです。。。

「いよいよ家出か?」、、、ってくらいの大移動。

私 「仕事はどうするの?」

マリちゃん 「実家に運んで、これからは実家でするよ、ビックリでしょ?喜ぶと思って内緒にしてたんだ〜♪」

私は本当にビックリして。。
思わず言葉が出ませんでした。

以前、家具の取り付けの手伝いに来てくれたカミッロ。
部屋の状態を見て「ここで赤ちゃんを育てるには狭過ぎる」と思ったそうで。。

事実、わたしも同意見なのですが、、マリちゃんにはなかなか理解してもらえずでした。

それで、カミッロが「実家で仕事してもいいよ」と提案してくれたそうです。
また、大きいおばあちゃんの世話で、家からなかなか出られなかったアニエーゼも助かります。
平日は四六時中、家にマリちゃんがいるわけですから。

そして、私たちの部屋は少し広くなり、赤ちゃんスペースも確保できる。
部屋も使い勝手がよくなる。自由に物が動かせる。
1石5鳥くらいのグッドアイデア。

しかし、、
私は急に(翌日から)マリちゃんがここにいなくなると思うと、。、
すごく不安で寂しくなり、、ショックで恥ずかしながら泣いてしまいました。
(ランチと夜は帰ってくるのに。。)
いままですーーーっと一緒にいたので。
あまりに突然で。。

マリちゃん「なんで泣くの?喜んでくれると思ってて、、」
     「マイコが反対なら移動しないよ?どうしたいの?」

私は、しばらくシクシク泣いていましたが、、
泣きながら考えました。

「この大荷物が無くなったらどんなにいいだろう。」
「模様替えができる」
「寂しいけど、いいこともたくさん!!」

それで、「移動に賛成」ということにしました。。笑
そして、私が仕事しだしたら、すぐに広めのとこに引っ越す、という約束をして。
大移動開始したのでした。。

とにかく、、
マリちゃんの荷物は半端無く。すごい量です。
何も捨てない人なので、、、

子供の時の切手収集から、レシート、おもちゃ(昔の電子ゲームみたいなピコピコの奴)から
お土産もの、辞書に辞典に小説、、なんでも出て来ます。
そして空の段ボール12個。
とにかく使わないものだらけ。。。
使わないCDROMなんて2千枚は超えています。。
洗ったコカコーラの瓶4本、、使わない延長コード20本以上。
割れた鏡、使用済みの電池、壊れたラジカセ、ラジオ、大量のインクの無いペン、壊れて分解したままの扇風機2台、壊れた昔の電話機。。
使わないデカイモニター、、、使わないデカイアンプ、、

上げたらキリがありません。。まだまだ凄い物があります。。
これらが、8帖くらい?の部屋に詰め込んであるのです。

しかも子供のベッド、デッカいテーブル2つ、仕事のパソコンと家具とともに。。

これらのゴミみたいな物に対する、私のストレスは今まで相当な物でした。
いくら頼んでも片付けてくれなかった。。私が片付けるのもイヤだそうで。
外ならまだしも、、部屋の中。

しかし!!
今、ようやく、一掃されるんです!!
こんなに気持ちいい事はありません〜(喜)

それで、私は新しい模様替えプランを考えました。
もうそれだけでウキウキ☆

パソコンもキッチンに。。
トイレの入り口は広く、歩きやすく。。
そして!
なにより、これからはキッチンで寝なくていいんです♪

それから。。。

それでも狭い部屋ですが、今までのことを考えるとハッピーで仕方ありません。


しかし、、、
マリちゃんがちょっと可哀想な気もしました。

実家にいってみると。。。(隣の棟なので、歩いて1分。。笑)

玄関先にある物置。
そこがマリちゃんの仕事スペースとして準備されていました。。。

そして。
大きなパソコン家具や荷物のせいで。。
マリちゃんはパソコンの前に座ると、
物置の外に、体が半分出てしまいます。。。。汗

凄い違和感のある光景。

大丈夫なの?

私は少し心配になりました。
マリちゃん「うーーん。。笑 大丈夫、たぶん。。」

なんだか気の毒。。

玄関をあけるとマリちゃんの姿が。。
アニエーゼの友達サブリーナが来ていましたが、苦笑い。。。
、、というかもはや失笑?

「とにかく。早く引っ越そうね。。」
私たちも苦笑い。。

息子に甘いイタリア人。。
でも今回は、ちょっと手厳しい境遇、可哀想な気がしました。。汗

他にもスペースはあるんですがね、、

とにかく、行動が極端に遅いマリちゃんですが。
結婚式もそうでしたが、やることはちゃんとやるようです。

私からみれば、あまりにギリギリで遅いので不安なのですが、
なんとか間に合わせるタイプのようです。
もうちょっと、、早めに動いてほしいんですが、まあいいです。




さて。
いよいよ来週から臨月に。
予定日は5月ですが、出産は4月中旬予定です。

そして、明日は初めて、ジェノバの病院で検査です。
ちょっとドキドキ。。
どんなとこで手術し、赤ちゃんを産むのか。
見るのが怖いような、、楽しみなような。。

HPで確認したところでは、、まあ、普通な感じもしましたが。
実際見てみないとわかりません。

それに日本と違って。

当日まで執刀医は誰かもわからないし、担当医は側にいません。
日本とは大きく違います。

入院期間は帝王切開で5日〜1週間だそうです。
日本より短め。
普通分娩なら3日目には退院だとか。
子供たちは、そのあいだアニエーゼにお世話になります。
アニエーゼなら安心♪

あーーー、
またあの術後の激痛と、歩行練習が待っていると思うと、、
本当に泣きたくなります。

術後は本当に激痛です。
麻酔がすぐに切れる体質の私。

子宮収縮の痛みもさることながら。。
傷の痛みはすさまじく。

「全然、平気だった」っていう人も中にはいるらしいのですが私は違うようです。

メイの時は麻酔が切れたとこだったのもあって、あまりの痛さに錯乱状態。。
痛み止めもってきて!早くーー、、と看護士さんにキレるほど。

ハヤの時も、、痛み止めがまったく効かないので一晩中痛さでうなって泣いていました。
翌日も辛くて辛くて。
とにかく、痛い、動けない、水も飲めない。

また、歩行練習。
あまりに痛くて、でも歩かなきゃいけなくて。
涙をぽろぽろ、、歯をくいしばり、あぶら汗をかきながら練習しました。
なので、、
帝王切開はもうイヤなのですが、、こればっかりは仕方ありません。

私にとっては、考えるだけでも身の毛もよだつような、、恐怖心です。
正直、、コワイ。
あと、3週間。
赤ちゃんに会える♪、、、もあるんですが、心配なのは手術です。

なんとか赤ちゃんの準備を整えて。
無事に手術を終えて、赤ちゃんとともに、ここへ帰ってきたいと思います。

2010年3月18日

ピザについて。。

本当に、、
今さら〜な話題ですが。

こっちはさすがに「ピザの国」です。

今まで、あまりに身近過ぎて、、話題にも上らなかった話題ですが。

いたるところに「ピッツェリア」(ピザレストラン)があります。
こっちに来て、まず驚いた事!
それは、

「多くのイタリア人が、ピザは夜に食べる」という事実です!

私は(たぶん多くの日本人も)ピザは昼にかる〜く食べるもの、だと思っていました。

ピザ=軽食  、、、てな感じで。

しかし、こっちの(本場なんでしょうが)人々は違います。
なんと!

パスタが昼、ピザが夜!!

決まりもないそうなんですが、、昼にピザを食べるほうが少ない、、とのこと。
へえ〜、、でした。
なので、ランチタイムに開いているピッツェリアはほとんどありません。
「ピッツェリアリストランテ」や「ケバブショップ」は、開いているので、ピザが食べたけりゃそこへ行きます。

私にとってはなんだか変な感じでした。

ところで、ピザも日本のものとは大きく違いが。。。
これも驚きました。

チーズが少ない!

具も少ない!

なんだか、見た目が貧相!!(笑)

初めて見た時はなんか「期待はずれ」な感じでコメントに困りましたが。。。汗汗

食べるとビックリなんですね、これが。

マリちゃんいわく、日本のピザは「アメリカ風」だそうで。
チーズたっぷりの具沢山。
これはこれで、かなりおいしい!って言っていました。

私もドミノなりストコンなり「デリバリーピザ」や居酒屋ピザが大好き!
また食べたい味です。
なので、こっちのあまりの貧相なピザに愕然としたわけです。

しかし、、、
食べてみて分かりました。
初めはあまり分からなかったのですが。
何度も食べているうちに、、

「生地とソースがめちゃくちゃ旨い!!」

この生地とソースは店によって旨い、旨く無い、などもちろんあって。
マリちゃんと私のお気に入りのお店は近くでは、3つあります。

生地は具のあるところは非常に薄く、、1ミリくらいじゃないでしょうか。。
まわりのミミは膨らんでいますが。
パリパリではありません。周りのミミの部分だけが、パリパリです。

昨日は、久々にお昼、ピザを食べに行きました。
普段は、夜テイクアウトして食べる事が多いのですが。。。

ここのお店は大きなピザコンテストで入賞するほどの腕前☆
賞状や写真が自慢げにたくさん飾ってあります。。

  ↑↑
これが、マリちゃんのいつも食べる「イタリアンソーセージ入りマルゲリータ」です。
イタリアンソーセージは、ドイツやアメリカとは全く違う物です。
私はドイツのほうが好きですが。。

見た目は美味しそうではない。。。笑
しかしなんだかんだいって、これが一番定番で、美味しいです。

あまり大きすぎず、なんとか一人で食べられる大きさです。
値段はマチマチですが、ここのお店はこれが、4ユーロ(520円くらい)!
!!!マルゲリータは安い!!

  ↑↑
そして、これが私がオーダーした「シーフードピザ」です。
やっぱり見た目はまずそう。。。笑

なんと!これは チーズ無し ピザです!!

見ての通り、チーズは使っていません。ヘルシー♪
なのに、べらぼうに旨いんです〜(涙)

トマトソースとオイルのピザなのですが。。不思議なことにすごく濃厚な味。
そして、シーフードとガーリックの香りもふわーーっとしています。
シーフードは対した物ではありませんが。、。、汗。

ここの生地と、ソースは絶賛物☆
このピザはたしか、、8ユーロ(1000円くらい)です。
うまいー!うまいー!とぺろっと食べちゃいます。。。



次の写真は、ここのお店ではなく
時々、夜にテイクアウトするお店の「ピザメイクスペース」です。
先日、おっちゃんが「おいで!」って写真を撮らせてくれました☆


大概、注文してからすごい早さで生地を伸ばし始め、、
具やソースをくわえて焼き始めます。

だいたい、ピッツェリアやリストランテには、ピザメイクスペースがあって。
ピザだけを作る、職人さんみたいな人がリズム良く、黙々と作っています。

ここは、最新式のカマを使っておられますが。。
レンガの古いカマを使っているお店も多くあります。


でっかいコテみたいなのを使って、
すばやく焼き、ベストなタイミングでとりだし、、
用意してあったテイクアウト用の箱にさらっと入れて、レジに運ばれます。

もし落としたらどうするのかな〜、、なんて思ったり。
あまりに集中しておられるので、、質問は辞めました、、笑。

ここのピザは生地が最高です!
グルメなハヤは、、ここのお店のピザが大好き。
ここの店の生地はバクバク食べます♪

また、写真がないのですが、、
チーズとジェノベーゼソースのピザが最高です☆メイと私のお気に入り。

イタリアのピザ。。
日本とはちょっとちがったものですが。
とっても好きになりました。

イタリアに来たら、みんなでピザ作ろう!っていっていましたが。
なんだかんだまだ、挑戦していません。。
これもまた、楽しみのひとつです。

2010年3月15日

のろけ。。。


 ! キャベツの皮をかぶる二人。。。

 とっても似合っています☆



くだらなそうな題名ですが。。笑

アレから、、(喧嘩?から)
元にもどった私たち。

一緒にいてこんなに落ち着ける(ドライブは別)人は過去にいなかったな。。
それくらい包容力のかたまりのようなマリちゃん。。


最近、夜はメイのDSを拝借。。笑
子供たちが寝た後、マリオカートで盛り上がっています。。。
あと、ヨッシーとか。。懐かしいです。

とにかく、この先もずっとこの人といたいと本当に思えます。
ジョークも冴えないし、地味でトロくて、ケチな人ですが、、

私にとって、最高のパートナーです。
マリちゃんもこう思ってくれたらいいんですが。
今の私はまだまだなので。。自信がありません。

産後はいろんな面で、もっと支えになりたいと思います。


さて、子供たち、、、。
いろいろ、心配していましたが。
子供たちにも最高の父さんだと、今は思います。

いつも子供たちを心配し助けてくれるマリちゃん。
時々子供たちを叱るマリちゃん。
でも、いつも子供たちに向き合ってくれます。
そんな完璧なお父さんではありませんが(不器用なくらい)、マリちゃんなりにいつも考えてくれています。

そして、子供たちと一緒に楽しめるマリちゃん。
ゲームやブロック、公園など。
遊ぶ時は一緒に楽しんでいます。

実は私は頭が非常に硬く、、汗
現実的過ぎる面と、気難しさ、神経質さ、そしてテレがあって。。
子供たちと子供たちの目線で一緒に遊ぶとか、はしゃぐことができません。。。
(なぜかよその子とは遊べる、、)

実際、どうしていいか迷うし、すぐに説教してしまう。。(ダメ出し)
いつも大人目線なんでしょうか。。本当に素直じゃない自分がいやです。

それが私の大きな悩みでもありましたが。

今は、それをマリちゃんが自然にフォローしてくれています。
一緒に大笑いして、一緒にはしゃいで。
「こうしたら、メイが喜ぶ」
「ハヤはこういうのが好き」

いつも分かっていて、子供たちを子供扱いして遊んでくれます。
へんなツッコミもないし(笑)自然で。。
良い事は一緒に喜んで、一緒に楽しむ。

危ない!って時はけっこう怒ります。
めったに怒らないので、マリちゃんが本気っぽく怒ると
子供たちはちょっとショックを受けて?効果があります。。笑

本当に、私は尊敬してしまいます。
ましてや、マリちゃんにとって自分の子供ではありません。
でも、「子供」は「子供」として単体として考えているようです。
なので私は新しい赤ちゃんの誕生も不安に感じません。

本当に感謝のしようがないほど、、、感謝し、信頼しています。

子供たちも100%の信頼を持っているのも感じます。

そして、子供たちの「もっともっと愛を感じたい!」っていう気持ちに
可能な限り、応えようとしてくれます。

毎晩、、
眠る時も「マリーノ、抱っこ!バチーノ!バチーノ!」(チュウして!)

けっこう子供たちはしつこいんですが。。何度も。。笑
「もう、いいよ〜」って言いながらも何度もバチーノ。
毎晩。。
メイはベッドの上段に抱っこしてもらって上がります(言ってもどっちも止めない)

そしてマリちゃんが、私に言います。
「お母さんもバチーノ!」

私が子供たちに、なかなか素直になれないと悩んでいる事を知っているので、、
こうやって私も自然に混ぜようとしてくれます。

また、私が子供を叱り過ぎて、落込んでしまうとき。
すぐに背中をさすって、「大丈夫」と支えてくれます。
そして、解決案を考えてくれます(採用できる案は出ないのですが、、笑)

こんなマリちゃんに、これからどんな恩返しができるだろうか。。
そう思う時があります。
この人と一生、一緒に末永く、、なんて私には初めての感情です。
二人で歳をとっていくことに不安もありません。。

しいていえば、、
この幸せが何かの弾みで(天災や事故)壊れる事が一番不安です。
奪われたく無い、、
幸せだからこそ、こう思って不安になることがあります。。

マリちゃんは、、
「そんなことない、なんでもいいから、ただただ死なない事!」

「生きていれば、どんな型でも支えれる」

「とにかく、全てを失っても死なない事」

こう言います。
そして、これも口先だけのきれいごとではない、と信じられる人です。

まあ、今回はのろけたわけですが。。
前回、書いた「どうしてもイヤな事。」の2(セカンド)も書きたいと思っているのも事実で。。。笑

不満もワンサカあります。。

ヨーグルトを食べるときは、必ずこうやって行儀悪い遊びをする子供たち。。
でも、楽しいようなので、、
まあ、いっか!

2010年3月9日

どうしてもイヤな事。

トリノで開催されるフィギュア世界選手権大会。
こんな良い機会はない!ということで観戦を計画しましたが。

長い移動時間と、長時間寒い会場内ということで、、残念ながらドクターストップ。
毎日、おなかの張りが頻出なのでよろしくない!とのこと。

大会時期はちょうど35〜36週。
予定帝王切開は37〜38週なので、そんなことしてる場合じゃなく、。、
準備もあるし、なにかあったらどうすんの?、、ということで
おとなしくあきらめました、、、(泣)


最近、体調の不安定に伴い?
精神的にもちょっと不安定だった私。

出産の不安と、自分じゃ何もできないストレス、家にこもってるストレスでしょうか。
何もないのに何でもかんでも私にとっては「問題」という気持ちで。

けっこうひどい喧嘩をしたり、、子供たちにも胎教にも良く無かったここ最近。

マリちゃんは私のストレスを軽減させようとあれこれアイデアを出してくれるのですが、、
「夏の為にエアコンつけよう!」
「アメドラ用に小さいパソコンを買おう!」
「みんなで水族館に行こう!」
「もう1匹、ネコを飼おう!」
「二人で食事に行こう!」
「二人で映画に行こう!」

どれも、普段から私が希望してたこと。
でもマリちゃんのOKが出ずに我慢していました(単にワガママだと認識してるので)

それで今回初めて、めずらしく(普段ならありえない)OKを出してくれるのですが、、
どれも気が進まず、、(もったいない)
ワガママだな、、とまた自分を責めてしまい本当に落込んで。

そうこうしてるうちに喧嘩になったりで、マリちゃんにも大きなストレスがかかっていたんです。

そして、、
数日経った夜。

「ゴミを出しにいってくる」と言って出たまま、、、マリちゃんは帰って来なくなりました。

待てども待てども帰って来ません。。
それでようやく気がつきました。

「ああ、マリちゃん帰りたくないんだ。。。私のせいだ。。」

私は凄く悲しくなってきました。
申し訳なくて、、

妊娠中とはいえ、ストレス過多とはいえ、数日間もマリちゃんを苦しめた私。
甘え過ぎたのかもしれない、、

私は一人また劇落ちして泣いていましたが。

とりあえず、捜索しに外へ。
マリちゃんは車の中にいました。
そして話し合いをしに家に帰りました。

それで、できるかぎり謝りました。
マリちゃんはどうしていいのか分からなくて、辛かったと言っていました。
自分のことで精一杯で、ちょっともマリちゃんの気持ちを考えなかった私。
マリちゃんも孤独だったろうに、、と反省しました。

それで、ようやく気持ちの切り替えができました。
少しずつ元気になってきました。
マリちゃんも笑顔が戻って。
本当に良かったです。

しかし!
あの、「私の希望をかなえてくれるアイデア」は、、限定だったらしく(笑)
現在は「無効」、、のようです。

、、残念(泣)。。

そうして、ようやくまた、元通りの生活に戻ったわけですが、、
これとは関係なく。
どーーーーしても「慣れない」イヤな事があります。

今日はその一部を愚痴りたいと思います。。。

まず、「マリちゃんの食事の仕方」です。

なんども自分の中で自問自答し見過ごしていく覚悟でいたのですが。。
どうしてもイヤなのです。

外国の旦那さんがいる方は慣れておられるのでしょうかね?
外国でなくてもこういうのあると思うのですが、、

まず、「キレイに食べる」、、という価値観の中で育った日本人の私。

マリちゃんの食後の皿はどれも、目も当てられない程汚いのです。。
好物でも同じ。

パスタならパスタだけを食べるので、ソースや小さい具材はぐちゃぐちゃに皿に残っています。寄せても集めてもなく、、。

「なんでこんなに汚いの?」と未だに文句言いたくなります。
なんか、失礼っていうか。。イラッとしてしまいます。。(言わない様にしてるんですが)
白米は、ちゃわんにベッタリ。
フォークやスプーンは基本的に舐めないので(唇を使わない)、それらにも何か必ず付着しています、、、

そして、食べた後のマリちゃんのテーブル。
「赤ちゃんが座ってたの?」
、、、とつっこみたくなる汚さ。。

なんでも落ちています。
お菓子や、ポップコーンなんて、床にも散乱しています。
パン屑は当たり前。。

なのに!!水をチョコチョコ飲むのですが、

異常に、唇の汚れが気になるようで(全く汚れていないのに)
その前に必ず唇をペーパーで拭きます。

そうですね、、たぶん5回くらいは拭きます(汗)
ゴシゴシ、ゴシゴシ、、、

5回くらい拭くと気が済むようで、、ようやくグラスを傾けます。。
飲んだ後は、またゴシゴシ、ゴシゴシ。。

でも、お皿やフォーク、テーブルはめっぽう汚い。。
なんか、イヤーな気持ちにもなります。

日本に来てる時は、日本式に気を使ってたんでしょうね。
こんな印象はなかったんですが、、

それから。

「熱いものは、熱いうちに」という概念が無い事。

「早く!ご飯だよ!冷めるから早くして!」って言ってもおっちらおっちら。。
ご飯だよコールの後。
3分後くらいに動きだし、まず手を洗いに行き。
なんやウロウロして。

席に着くのが5分後くらいです。
そして「お腹すいたーー♪」
って。。

たった5分?
いえいえ、チーズはすぐに固まるし、肉はさめたらマズい。
5分ってすごく大きいです。

一番、美味しい時に食べてほしいのに!!

私の願いは未だに届きません。
結構頑固で、自分のスタイルやペースを変えないマリちゃん。
未だに
「アリーボ、アリーボ!スビト!」(すぐ行くよ!)
と言いながらオッチラしています。。

マリちゃんのスビトは、信じられません。

あと!
この「熱いものは熱いうちに食べる」、、にも関係があるのですが。

順々に1皿ずつ食べる習慣があるイタリア人。
マリちゃんも例外ではなく。

しかし、一気にいくつもの料理を出す方式の日本人の私。

ここでもイラっとしてしまうことが。
例えば、ご飯、みそ汁、メイン、小鉢なんて日本食スタイルで出した時。

ご飯はご飯だけをもくもくと食べきります。
みそ汁はみそ汁だけで。
メインもそれだけ。
小鉢物も。

コース料理じゃないのに、、、、
一緒に出す意味もないし、熱い物は順番待ちですっかり冷めてしまいます。
それでも
「おいしい」と言ってるマリちゃん。

うそつけーー!
ってつっこみたくもなります。。そりゃあ(苛)
食べるのも子供より遅いし、。、、
食後によく果物食べるんですが。。。
切ってる間に、まだ冷たいみそ汁すすってたりしてるんですね。。。

それで「まだ食べてるから、リンゴ切らないで」って。
時間が押してる時とかイラッとしますね。

でも、本当に頑固でスタイルは変えたく無いようです。。
なのでもう横目にみて我慢してるのですが。。。

まあ。しょうもないといえばしょうもないんですが。。


それから、やっぱり「行動力の無さ」です。
とにかく!
全てにおいて「取りかかりが遅い」のです。

去年からドアノブがウルサく。。(目が覚めるほど)
オイル挿してって頼んでいましたが。

昨日、ようやく着工。なおりました。
何ヶ月経ったかな。。
その間に何度、お願いしたっけな。。

実は、、
赤ちゃんの迎え入れの準備もまだゼロ!
準備品もまだゼロ!

日本の様に本当に、買い物が簡単ではないので、分からなくも無いのですが。
もう、ここまでくれば単に性格の問題、としか言えません。
もう、何十回も「始めよう!」って言っていますが。
とにかく、尻が重い。

ここが日本なら、、私がちゃっちゃとやっちゃうのですが。
私一人では何も動けない。。しかも大きなお腹。。

それで、昨日ようやく「緊急入院になった場合のためにバッグだけは用意しよう!」と決めつけて。
それでもなんやダラダラしてるので
「バッグぐらい準備しなきゃ、私の気が変になる!」と脅し(汗)
ようやく必要な物を買いに。。

しかし、入院のパジャマとスリッパがそろわず。また中途半端にストップ。
授乳ブラは一体どこに売ってるのか?
数ヶ月前から探していますが、いまだにショップが見つかっていません。
イケアで買った家具。
速攻で組み立てて、、、まだ取り付けていません!!
いつになるやら。。。
部屋にもマリちゃんの品々で赤ちゃんのスペースはまだ、ありません。

もう、、知らんわーーーって気持ちです。
なんどもなんども、、言っていますが。
もうあきらめるしかありません。

とってもとっても良い旦那さんなので。
これらの不満は我慢しなきゃ!です。

2010年3月3日

盗みとトリノ世界選手権!

早いもので。。

もうお腹は9ヶ月に突入しました☆
最近は、胎動が激しく痛いくらいです。。

メイの時もハヤの時も「胎動が痛い」と思った事はなかったのですが。。。
今回はかなり激しいような気がしています。



問題の体重の方は、、
17キロ増えていました。
出産の頃には20キロオーバーでしょうか。
これで3度目です。。汗

しかし、
幸いな事に、血圧やタンパクには異常は無く。安定しています。
このまま中毒症にはならないといいな、と思いますが。。


さて。報告はこのへんで。

イタリアには「窃盗」が多いと聞きます。
とにかく、詐欺、スリなんかが多いそうで。
旅行者の被害がよく、ネットで書かれています。

大使館に行った時も。日本人女性が被害届に関して話していました。
どうも財布が被害に合ったようです。

私たちはミラノに行く時、用心深いマリちゃんがいつも目を光らせてくれていますが、、
私もけっこう警戒していて。
急に変な人が話しかけたり、近寄って来ても相手にしない様に、接触しない様に、いつも背後に気を使っています。
駅の中や地下鉄では特に注意。
子供と一緒ならなおさらです(子供さらいも多い)

それで。
何が言いたいかと言うと。。

昨日、メイが学校でニット帽を盗まれました。
メイがマリちゃんと登校したとき、ニット帽を落としてしまい。
あ!って振り返ると、もうそこには帽子は無く。

探してキョロキョロしてると、他の子のお母さんが、、
「帽子落ちたでしょ?他の子が拾って持ってっちゃったわよ」

なんだよ、それ。って感じですが。
決して珍しくありません。
こんな小学校時代から、「他人の物をとる」っていうのが日常的なんですね。

メイは入学してから、相当ものを取られています。
鉛筆にはじまり、、
ノート、
キーホルダー、
消しゴム、
鉛筆削り(3回も)、
持参のおやつ、、、
なんか忘れましたが、また?です;しょっちゅう。

時々、盗んだ子の親が謝って返してくれることもありますが。。
たいていは戻って来ません。
また、こういう事をする子供は特別ではなさそうです。
また、される子も同様。。

日本で同じ事が起きた場合。
私の記憶では、授業を中止してでもこの問題に関して、クラスで話し合いがありました。
それくらい、他人のものをとるってことが「大きな問題」だったと思います。

そして、先生たちはいかに、これが悪い事かを延々と話してくださっていたと思います。

今回、このニット帽事件。
マリちゃんがえらく怒っていて。
「今回は先生に言う!」(今までは言わないでいいって私が抑えていた)

それで、夕方他のクラスの子供も皆で探してくれたようで。
どこにあったかなど、詳細は聞きませんでしたがみつかりました。

こういう感じで。
小さい時から、「盗み、盗まれる」環境でいいんでしょうか。
ある意味、「警戒心」も否応にも育ちます。
また、誰かが盗った、盗られた、といつも友達を疑う必要もあります。

学校で起きている以上、学校でも時間を作って善悪に関して話し合ってもらいたいです。
幼い頃の「悪に対する嫌悪感」を作ることは、とても重要だと思います。
もちろん、このような世の中なので、警戒心を育てる事も大事かもしれませんが。
ここで私が文句言ったところで、、
何も変わらないのですが。。

メイはもう大きいので善悪の判断もつくし、今まで日本にいたわけで、
いかに悪い事かはよく分かっているようです。

しかし、心配なのはまだ小さいハヤや、産まれて来る赤ちゃんです。
「だれだれ君もやってる」
「盗られたから、自分もやる」
、、、
こんな安易な考えになってほしくないです。

私も若い頃のことがあるので、威張って言えませんが。。
普通に育ってほしい、、、ってのが親心です。。汗


ところで。。
バンクーバーオリンピック!
あっという間でした。

やっぱりフィギュアが一番楽しみにしていましたが。。
現在は、八百長問題?で沸いているようですね。

私もニュースやなんやかんや読んで動画も見て楽しんでいましたが。
このような問題(事実かどうか知りませんが)ちょっと悲しいです。
イタリアには熱狂的な真央ちゃんファンもいて、サイトも充実していますが。。

今回のこの点数に関してはあまり触れていないのが現状のようです。
マリちゃんいわく、、
「日韓ワールドカップの時の韓国×イタリア戦があるから、イタリア人は韓国を信じていない」
だそうです。。


そして!
なんと今月は、トリノで世界選手権が!!!

トリノまで電車で3時間〜♪♪
できれば見に行きたい!と、ワガママ言っている私です。。。
マリちゃんも興味津々で、、意外と乗り気!
何とか行けそうなのですがーーーーー!

ちょうど、女子のSPが金曜日。
この街では選挙の為に学校が休み!おまけに朝一の電車でも開始に間に合わない。。

そして女子のフリーは土曜日。開始は昼からなのでラッキーなのですが。。
学校は休みだし、良い席はもう埋まっている。。

それで。。
現在検討中なのです。
子供たちも一緒に、、と思いましたが。
冷えるし、ハヤが静かにできそうにない//
チケット料金は意外に安いのですが、、良い席が、、、涙

できればフリーを見たいのですが。。
とにかく早めに決めないと本当にチケットなくなっちゃいます。

子供たちはアニエーゼに託すか?
なんか、、それも申し訳ない。。
前日は検診でジェノバに行かなければならないのに。。2日もまるまるアニエーゼにお願いするほどずうずうしくできないしな〜。。。

でもでもでも!!!

もし、行けたら。。
一生の思い出になるだろうな〜。。。。
生で見たいな〜。。。