2010年2月19日

風邪対処、日本式との違い。

これは、アーランチャ(オレンジ)です。
皮をむくと、、なんと血の様に真っ赤!
マグロの刺身みたい。。。

でも、これが旨いんです〜♪
ほぼ毎日食べています。




最近、いろいろあって更新していませんでしたが。。
順調にやっております!


子供たちはヴァレンタイン連休?が始まり。。
小学校、保育園供に連休です。

しかし、休みが始まったとたん、ハヤは熱が。
初めは37度台で、そんなに焦ってなかったのですが。

みるみる上がっていき。
夜には40度超えました。

抗生剤は早めに飲ませましたが効果はまだなく。
さすがに解熱剤を飲ませました。

これで、少しは下がり、安心したのもつかの間。
3時間後にはもう40度超えています。
こんなこと(すぐに再度熱が上がる)初めてだったので私はショック!

そして鼻血まで出て来て。。
ハヤはグッタリ。
手足も少し震えています。

もう、不安で不安で。
たぶんインフルエンザかな?と思っていました。
しかし以前、ブログに書いた様にこちらでは、リレンザやタミフルは処方してもらえません。
以前処方してもらった薬で、とにかく看病!という感じでした。

翌日、
朝は38度代で上下していました。
食欲も笑顔も戻り、このままぼちぼち下がるだろう、、と思っていました。

ハヤとキッコ ↓
ハヤは小さいのでネコと同じサイズ。。。(頭だけはメイよりデカイ)


しかし、夜にはまた40度超え。。
本人は元気そうですが、、ちょっと吐く様になってきました。
それで朝まで体を冷したり、何度か嘔吐のかたづけ。
さすがに私も疲れてきました。。

さすがに、明日は病院で見てもらった方がいい、ということになりました。
インフルの検査もないようだし、処方もありませんが、、
もし大病なら怖い。。

翌日、またも38度台が1日続き。。
夕方救急へ、、
期待してなかったのですが、今回は血液検査、レントゲンなどけっこう詳しく調べてくださいました。
病院についてからですが、、
ハヤは激しい咳が出始めました。それで検査してくれたそうです。
もうちょい咳が出るのが遅かったら、、検査してもらえなかったってこと?。。

病院の待ち合い ↓


4時間、、病院で待ったあと(全く混んでいないが)
ようやく診断が。。

「急性の気管支炎です」

マリちゃんが辞書で日本語に訳してくれました。

それで、、病名が分かったので一安心。
それに見合う薬を処方してもらい。
薬局へ行ってかえりました。

しかし、、、
その晩も40度超え。
咳はどんどんひどくなり。30分起きに激しい咳。
ハヤもマリちゃんも皆が眠れませんでした。。

次の日。
37度台でしたが、夜に39度まで上がりました。。
またか、、と思いため息。。かわいそうに。。。


その後、私はシャワーを浴びていたんですが。
シャワーの後、ハヤの様子を見に行くと。。
除けていた布団がすっぽりアタマまでかかっています!!
(メイが気を使ってかけたらしい)

うわ!っとあせって布団をはがすと、汗だくのハヤが眠っていました(汗汗)

ほんで熱は36度台にまで下がっています!


これで、なんとなく分かったような気がしました。
そうそう!
これはいわゆる「古来日本式」の風邪対処法(現在は変わっているようですが)

高熱のとき、とにかくアタマは冷すものの、必死に布団をかけて保温します。
ガンガン熱を上げて、水分を与え、病原体をやっつけて、それから汗をかかせて自力で熱を下げる。

私もこうして育ちましたし、、
日本にいる時、メイたちが熱を出した時はこうしていました。
(高熱がすぐに下がらないでグッタリしたときのみ、解熱剤。めったに使わない)

しかし、こっちに来てから。
対処方法は全く逆でした。
以前も書いた様に、、

40度超えてても、薄着か裸にさせて、布団はかけない(日本人の私には
初めは勇気が要りました)
それから熱を放出させやすくする。絶対に保温しない(寒気がある時だけ)
とにかく全身を冷す。

、、です。
全く違うので戸惑いましたが。
今回も、これに従い薄着で(時には裸で)ゴロゴロさせていました。
病院に行った時も、前回の様に看護士さんに怒鳴られまいと(笑)肌着に短パンにさせ、裸足に。。(すぐに脱がせます)


でも、毎日熱は下がらないし、汗一つかきません。
不安な毎日でしたが。

最後は、偶然の出来事で一気に熱は下がりました。
私はやはり、古来の日本式(偶然ですが)が効いた!と思いました。

たまたま
除けていた布団がアタマまですっぽりだったわけですが。
こ1時間の間に、39度あった熱は、解熱剤は無しで下がり。
それから、現在までまだ36台に落ち着いています。
たぶん、あの、こ1時間の間に病原体をやっつけたんだと思います。。


それで。。
なんでもほどほどですが。
やはり、これからも基本は、古来の日本式風邪対処法でいこう!と決めた私です。
もちろん、様子見ながらですが。


今回はこのような薬を処方されました。
いつも、私は説明書きが読めないので。。
こういうのも、マリちゃんにやってもらっています。
細かいマリちゃんは、飲ませた時間、量、使用期限など事細かにメモしています。。
絶対、私より良いお母さんだ、、と時々感じます。。


中央のものには白い粉が入っていて、これに家で水を入れて、水薬を作ります。
そして、注射器みたいなやつで測って取り出し、飲ませます。
これは、抗生剤です。

イタリアではこういうタイプ(自分で作るタイプ)が多いと思います。
前回もこんな感じでした。
味は「甘いフーセンガム」って感じです。
イチゴ味、モモ味とかそんな感じではありません。。

右の小さいのが、咳止めです。
ハヤの場合は6滴水に入れて飲ませます。
しかし、あまり効果がみられなかったような。。(咳が止まらない)
気管を拡張してくれるはずですが。。ガンガン咳がでます(汗)
ホクナリン?(名前忘れた)テープとかないのかな〜。。?

メイ 「イタリアは日本と違って、可愛いシールとかくれないんだね〜」

不満そうなメイ。。(鋭い質問)笑。
そうです。入院してたら知りませんが。。
日本のように、子供に可愛いシールのサービスはありません(製薬会社の違いか?)
採血の後も、普通の脱脂綿です。

また、市販の薬も子供用とはいえ、可愛いキャラクターとかイラストとか無く。
殺伐としています(笑)

驚いたのは。。
ネコの目薬を買いに行ったら(医者の処方箋で)、以前ハヤがもらったのと全く同じ目薬を出されたことです!
動物用、、とかないんでしょうかね。
不思議な不気味な気がしました。、、汗。

いろいろ日本と違ってて、面白い、、というよりも、
いちいち不安や疑いを持ってしまう私ですが。。
このような社会でイタリア人は皆、明るく過ごしている、、と思うと圧巻です。。

私も早く慣れたいです。。
こういうモンだ!って思えたら楽なのに。。
意外に私は神経質なので、、、いちいちストレスに感じてしまいます。


日本の友人がいつだったか言っていました。
「なんでも楽しんだほうがいい」

そうだな〜。。。
私に足りないな〜。。よくこう思います。

2 件のコメント:

  1. ねーちゃん2010年2月20日 15:45

    ハヤ、かわいそう。
    何日も辛かったね、そして家族も頑張ったね。
    我が家も風邪が蔓延していて
    今週は同じ日に三人が熱だして、大変だったよ。
    毎日加湿だけはばっちりにして対策していたのに。
    こわいね。。

    ハヤとキッコの寝姿をみて
    楓とはなみたい☆っておもったー

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  2. そうそう!
    カエちゃんとハヤみたいだよね。
    だいたい、ネコと並んで眠るってのがね、一緒。

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