なんやかんやありましたが、、
ようやく引越し先が決まったのでご報告。
前回、ちょろっと書いていた「広くてダサい」方に決めました!(汗)
場所は「Loano」 から、
隣町の「Borghetto santo spirit」というところに移りました。
(ボルゲット サント スピリット と読みます)
でも、元の場所から直線距離にして200メートルくらいしか離れていません(笑)たぶん。
校区、とかはないので、生活も学校もなんら変わりません(水道代がかなり安いらしいが、、)
この街も海水浴やバカンツァでにぎわう、ロアーノとなんら変わりない街です。
名前がちょっと長いくらいなもん、とか勝手に思っています。。。笑
そして、今回の引越し先について。
住宅街の中にあって、
特にスーパーや郵便局など便利なものが近くにあるわけでもなく、
海が見えるわけでもなく、
別にこれといった利点もない。
近くに小さな芝生とベンチの公園がある、、程度。
建物は30年くらい前の建物で、、日本で言う3階建て。
3階フロアーと屋上はオーナー夫婦さんの自宅で、
私たちは2階フロアーを借ります。
1階はガレージとガーデン(なんかいっぱい植えてある)になっています。
なので、この建物では2世帯のみ、ということでここは良い点です。
てか、写真載せたいのですが、、
撮りまくってめちゃくちゃになってるので、、整理してから載せたいと思っています。
それで。
家賃は前回書いたとおり。
オーナー夫婦の奥さんは私と同じ匂いのする、無類の動物好き(特に猫)で。
「猫?何匹いるの?心配いらないわよ。ここでは何匹飼っても誰も何も言わないから!」
「私は4匹飼ってるの、犬10匹でも、猫20匹でもかまわないから~♪」
、、って。
なんか、気が合いそうな良く肥えたおばさん。めっちゃラッキー!
名前は「マリア」。
そして旦那さんのほうは、、「パウロ」って人でこれまためっちゃいい人なのですが、、、
ひとつ問題が。
室内のすでに置いてある家具のことで話していると。
(使わない家具は指定してくれたらガレージに持っていくから、って言われて)
私「この家具は使わないのでガレージに入れます」
パウロ「え、、、」
また違う家具で
私「これはあっちの部屋で使いたいので。。」
パウロ「えええ!」固まる。。
いちいち、反応の落差が激しく。
なぜならば、自分の好みに合わないとおもいっきり落胆する上、
さらに自分の良いと思うことをしつこく押し付けようとしてきます。。
めっちゃ明るくておもしろい人なんですが。
パウロ「いや、でも!」
「この方がいいって!」
「なぜ?なんで使わないの?」
日本人の私はけっこうこれでも遠慮しいなので
そんなに言われると断りつらく、「いらない!って言ってんだから察しろよ」とか思いながらも
「あ、じゃあ使います。。」ってなったところもいくつかありました。
マリちゃんいわく、結局この人は伝統的なイタリアっぽい部屋が「絶対」と思ってる人で
私がどんどん、それを蹴ってるので驚きとショックだったんだろう、、ということでした。
例えば。
イタリアの寝室(カメラって言う)は大概がどこも同じ感じになっています。
天井まで届くような大きな家具が壁一面に置いてあって、
その左右には少しの隙間が残されていて(家具をコーナーに寄せない)
その隙間に椅子とかが置いてあったり。
そしてそのでっかい家具の向かいか、横に大きなベッド。
ベッドの脇には小さい家具に照明がある、、、
、とこんな感じです。
でも。。
私はそんなのめんどくさいんです!
家具の横にいちいち小さな隙間を作って椅子を置こうとも思わないし、
掃除しにくいじゃないの!って考えちゃって。
その隙間が何の役にたつの?とか思うくらい。。
それにあんなでっかい家具、どうせ背も届かないんだし上半分使わないだろうな、
てことはまた、マリちゃんがいらないものを詰め込んでしまう。。
あ、、めんどうだな。
、と思うんですね。
確かに、部屋の中央にベッド、それに平行して同じ間隔で大きな家具を置くのは美しいですが、
見た目よりも、実用性のほうが大事です(私)
イタリア人にとって、家の中の見た目というのはすごく大切なのはわかっています。
でも、私はイタリア人ではないので。。
掃除しやすいとか、スペースがとれるとか、そっちのほうが大事です。
それをマリちゃんに言うと、、
マリちゃん「確かにパウロはうるさいよね。しつこいし、、笑」
「でも、もし、日本でマイコがパウロに部屋を貸すとき、パウロが「畳はいらないから、全部はずして、障子もはずしてシャッター付けて」って言ったらショックじゃない?」
おおお!
久々に、説得力のあるまともな会話だわ!って関心し納得もできました。
ほんと、なんかパウロの気持ちもわかるかも。。笑
でも、
それでも家具の移動にうるさすぎです。
子供の部屋にはベッドが2つあるのですが、これも。
ベッドは、中央に二つ並べてベッドとベッドの間に家具と照明を!!って。
(ビジネスホテルのツインルームのベッドの置き方のような)
そんな置き方したら、子供の遊ぶ場所がなくなるし、
いちいち角が増えて怪我しやすいし、
スペースの無駄使い!
掃除もしにくい、、、
それもマリちゃんではなく、パウロを説得するのにめっちゃ時間がかかりました。
最後には「もう決めてるの!」って強い口調で言わなきゃ引いてくれない状況に。。
なんか、、先がおもいやられるな。。という感じです。
それで。
部屋は、小さめのキッチンルーム。
大き目の寝室(子供部屋)
寝室(私たちとサクラ)
リビング(キッチンとは全く離れた部屋)
小さい倉庫(生活用品のストックや掃除道具など)
トイレ、ビデ、ながーーい浴槽(シャワー兼)の部屋に洗濯機
2階フロアーをぐるっと囲む長いベランダ。
日よけのやつ(クルクルすると降りてくるカバー)がボロボロだが6つ。
窓はすべて鉄格子の扉とシャッター付、窓や扉はすべて新品の防弾ペアガラス。
(防音ではなく防弾、、、笑)
、、ここ書くと非常にいい感じなのだが。
前まで住んでいたのがパウロのお母さんだったこともあって、
室内の床や、キッチンのタイルが非常に古臭い。
色も柄もおばあちゃんって感じで言い方は悪いがダサい、、。
どう頑張っても、タイルがダサいのでどうしてもどの家具とも合わない感じで。
非常に難しいです。
だからってあれこれ買う余裕もないし。。
そして数年間誰も住んでなかったので非常に汚い。
掃除せずそのままという感じで、虫がわいてそうな、、、(ぎゃーっていう雰囲気、触れない)
そして誰が塗装したのか、塗装が雑でタイルにも付いたり。
一番きついのがキッチンとトイレ。
キッチンは変な壁があってオーブンがちゃんと開けられず、換気扇は油でべとべと。
引き出しも流しもどうしようもない有様。
トイレは変色してるし、洗面台も蛇口も吐き気がするほど汚い。
洗濯機もトイレに向かい合わせに置いてあって扉が開けにくい。
それで、とりあえずキッチンは新しいものを買うことに(またパウロが不満そうだった。。。笑)
ま、、そのキッチン選びでもかなり自分の趣味を押し付けられているところ。
こっちが全額負担で買うのに、、泣。
でもトイレや洗面台、浴槽まではさすがに替えなくても何とか掃除して使う、とマリちゃんは聞かないので
キッチンだけ買うことにしました(でも掃除は私、、涙)
まあ、それだけでも救いです。
ただ、、
この街でこの広さでガレージ付でこの安い家賃。
どうせ買うわけではないので「我慢」しなきゃ、といわけです。
先日、ようやく子供たちも連れていきました。
子供たちは大喜びで、サクラもベランダでキャッキャいいながら走っていました(笑)
一応、7月一杯で修理やら終わるそうで、8月からお借りすることになっています。
次回は、、
そのまだ汚い状態の写真を載せたいと思っています。
かなりキモイ(グロい)ので要注意(笑)
最近、忙しそうだと思ってたら、引っ越すんだね☆子連れ引っ越しは大変だから、体に気をつけてね(;_・)写真アップ楽しみにしてるね♪こだけ
返信削除はーい!
返信削除ほんま、子連れ引越しは大変ですよね。
それに汚いのでまず掃除しなきゃ、、です(泣)
頑張ります。。。
写真、グロいですが待っててくださいな(汗)