今日は、弁護士のところへ、、
私とマリちゃんは二人で出かけました。
なぜ、弁護士?
実は、結婚後に警察署で取る書類が取れずに、エラい事になりかけてるからです。
ここで詳しく書くにはちょっとなんで、簡単に申しますと。。
日本人である私が病院に無料で行ったり、将来仕事をしたりするなど為(他にも)の重要な書類。
これらを期限以内に結婚、その後、警察署に持って行き、サインをもらう必要があります。
万が一、期限が過ぎても書類があればOKだそうです。
そして、私の場合、期限が10月8日。
そう、イタリア入りして3ヶ月以内です。
これに合わせて、書類も全て揃えてきたマリちゃん。
準備は整ったのですが。
高速で30分離れた町の警察署に、朝1番から並んで、くそ寒い中3時間!外で待って
(並んだのに)
やっとこさ順番が回って来た!と思ったら、警官に門前払い!
「今は分からないから土曜日来て!土曜ならなんとかなるから!」
「期限が迫ってるんですが、8日なんです」
「でも、今は無理、無理なもんは無理!」
3時間、ガタガタ震えながら外で待ったのに、、この一点張り。。(泣)
仕方なく、私たちは土曜日、再度行きました。
そして、またも外で寒い中、2時間待たされ、
やっとこさ順番が!
しかし警官、「期限が切れてるじゃないの!だめよ帰って!」
これには、期限どころかマリちゃんがキレた〜!!
それで、ゴタゴタマリちゃんと女警官が揉めだし、、
他に順番待ちしてる人も何事か?という感じで。
何を言っても「期限が切れてるから、帰れ!」の警官。
マリちゃんの言い分、
「期限が切れたのは、今日まで待たされたからだ!」
「それに、万が一期限が切れても、サインはもらえるってHPに書いてあるから、ちゃんと調べて、サイン書いて下さいよ!」
しかし、警官は聞く耳持たず、、かなりご立腹!
しまいには私に向かって、
「あなたからも、彼に帰る様に言いなさいよ!」
とキレる始末、、
私は鼻息荒いマリちゃんをどうにか外へ連れ出しました。
「とにかく、もう一回調べて、出直そうよ」
「いや、僕はちゃんと調べた、間違ってるのは警官だ!」
「はいはい、とにかく帰ろう!ジェラート食べる?あ、寒いか、、(汗」
なんとかなだめて帰りました。
もし私がイタリア語バリバリなら、、マリちゃんなんか比じゃない程キレてゴネますがね、、、(笑)
なぜ、こんなに鼻息荒くするのか。
それは、私が妊娠してるにも関わらず、病院に行く事ができないからです(現在、緊急は無料)
前回、大出血したとき救急外来へ行って、赤ちゃんを見てもらっただけ!
(それで週数が分かった)
まだ、重要な検査は何もしてないんです。
結婚まで待ってました。
それで早く、警察署のサインが必要でした。
ほんで、、結局、弁護士に相談に行く事に。
今日も、朝一子供たちを送った後、急いでこの街へ。。
そして、なぜか予約制じゃない弁護士の建物へ、、
そこには朝一にもかかわらず長蛇の列が!
私 「なんで予約制じゃないの?みんな、時間を無駄にするんじゃない?」
マリちゃん 「なぜって、イタリアだから(笑)」
はーーなにソレ。。
警察署といい、弁護士といい、なぜ予約制じゃないのか、全く理解に苦しむ。
みな、何時間も待ってるのに。
それで、昼休みになったらピシャっと閉めて、
「残りの人は、午後3時に並んで下さい」
、、、だそう。
本当に苛つく、イタリアのシステム!
まあ、警察署では外で待たされたから、まだマシか(ここは室内)。。
それで、結局4時間 待たされました。。(どひゃ〜)
4時間待たされて、面会時間は10分程度。
弁護士の見解 ↓
「問題ありません、警察官が無知だったのです。あなたは間違っていません」
「金曜に、私から警察署へ働きかけてみます、サインはすぐに貰えるでしょう」
「あ、ちなみに日本人はあなたで二人目ですよ」
そんなオマケいらんわい!金曜じゃなく、明日動けないの!?
、、、と思いながらも、、ようやくメドがつきそうで安心しました。
マリちゃんは、自分が正しかったと認めてもらって、とっても嬉しそう。。
だいたい!
警察が間違ってるとか日本ではありえないですね。
でも、マリちゃんはいつも言います。
「なんでも正しいとは限らない、ここはイタリア!」
今回、この意味がよ〜く、分かった気がします。怖いイタリア、、、
ところで私はこの4時間ずっと固いイスに座っていられず(デブ手前妊婦にはキツい)
途中、近くのBARへ。
ひとりくつろぎに出かけました。
BAR(バール)とは、日本でいう喫茶店、カフェみたいな感じです。でもアルコールも置いています。
インターネットによると、イタリア人に最も身近なショップらしいです。
私はいつも、他の客の動きを見ながら、前もって人間観察した後、注文します。
理由は、、
•みな、何を注文しているか
•どんなふうに注文しているか
•まともそうな店員はどいつか
など。
これらは、注文するときに非常に役に立ちます。
場所によって、注文の仕方が違ったり、オープンテラスでは店自体がどこにあるのか分からないことがあるからです(待ってても店員が来ない事もしばしば)
また、めんどくさそうな店員は避けます。
はっきり伝わらないとき嫌な気分にさせられるので。
イタリアに慣れた日本人には笑われそうですが、、(汗)
それで、今日もしばらく観察してから注文。
「カプチーノ1つ、ブリオッシュ1つ下さい」
これくらいスラッと言える様になった私、、進歩あります!
「ブリオッシュはチョコ入り? 1.8ユーロ」
お!安い!
1ユーロ130円とすると、234円。
これは、カプチーノ込みの合計金額です。
私はもともとコーヒーは飲めないんですが。
ここへ来てから、もっぱらカプチーノファンになりまして、、本当にうまい!
イタリアのコーヒー自体が全く違うものだからかもしれません。
ブリオッシュとは、クロワッサンみたいな生地のパンで。
チョコかジャムが入っています。
何も入ってないのはあまりありません(あるにはあるが)生地も変に甘いので、、
塩味が好きな私には選択の余地はありません、、。
ブリオッシュはちょっと大きめで、カプチーノと合わせて234円です。
驚きの安さ!
それで、私はよっこらしょ、と座って234円で1時間半時間をつぶしました(笑)
ここで、おっちらしていると。
落ち着いていろんな事を考える事ができます。
行き交う人や、客、働く人をみていると、自分を客観的にみることができます。
「そういえばイタリアかーーー、ここは、、」
「いいな〜私もはやく仕事したいな。。」
「今日は、何曜日だっけ、、」
そんなことぼんやり考えて、「あー。うまい。。」あつあつ劇ウマカプチーノを啜る、、
部屋にいるよりも、リラックスできます。
イタリアに来て、イライラすることたくさん、ありました。
でも、これからもっともっと、リアルイタリアを知って苛つくと思いますが。。
こうして、バールで一息したり、、マリちゃん家族に会ったり、フンギを食べたりすると。。
視野が狭くなってる自分に気づかされます。
まるで倦怠期の恋人の様に、、悪いとこしか、目につかなくなって。。
イタリアの良い面が見出せないまま、ハッとしたりします。
今日も、しかり、、、。
いかんね〜、とまた自分に言い聞かせながら今日も良い日を過ごせたと思いました。
ところで、本当に1度しか赤ちゃんを見てない私、、
一応、子宮内で、心拍も確認され。
その後も出血したものの、薬をのんで止まりました。
それからずーっと赤ちゃん見てないし、どうなってるのか正直不安です。
つわりがあるので、赤ちゃんは無事だろう、、くらいしか分かりませんが。
13週までに受けなければならない、血液検査(13週までは無料)、風疹検査(13週までに治療が必要なため)があります。。
また、ダウン症や奇形の可能性がある部分をエコーでチェックしていません。
(後頭部の空洞など、この時期のチェックが重要)
今週、13週になるので本当に早く、行かなければなりません。。
のんびり、カプチーノも良いですが、、
今回、ハイリスク出産になるので、、さすがに、ちょっと焦っている私です。。
予約がないのはきついね~しかも、お昼はきっちりって・・お役所やね~日本ではありえないし。。体調大丈夫??ほんと、検診行かないと不安だよね・・日本人って医療費無料なの??すごい・・
返信削除たまには、今日のように、ゆったりお茶して妊婦生活楽しんでね♪ こだけ
ありがとうございます!
返信削除今は風邪ひいて熱が。。来週には病院行けるかなという感じです。
はい。ほんとうに馬鹿げたシステムです。心底そう思います。医療費は外国人は基本的にタダですが緊急など限られています。国民は救急関係なく全て全員無料です(税金が高いので)しかし書類がないので現在私は外国人扱いで、、検診なんて行ったらエラい額になっちゃいます(汗)
はい、ありがとうございます。できるだけゆったり過ごしたいと思います!