最近またドっとはまって、、、とにかく夜はドラマ見てばっかり。
いろんな動画サイトに会員登録して、お金も払って、裏技まで使って観たいものを探し何とかして観る。。
もちろん日本語字幕か、吹き替え。
初めてどっぷりハマったドラマが「アリーMYラブ」。(その前にビバリーヒルズ青春白書もハマったが視聴破できてない、、)
10年くらい前に深夜放送していてそれからビデオを借りて連日連夜観まくっていました。
とにかく、、とにかくおもしろい。
それから時は流れ、、、
ここ数年はありとあらゆる捜査物(なんて表現するかわからない)にハマっています(笑)
サスペンスっていうのかなぁ。
、、、、で
そんな毎日で、更新もおそくなりがち、、、汗。
実は1週間前に左下の親不知を抜くために、わざわざジェノバまで行ってきました。
ここロアーノでは(またはこの辺り)私の親不知は難易度が高く(?)抜歯手術ができないんだそうで、
ジェノバまで行け、ということでした。
しかし、、、
またこれがトンデモな経験になったので書こうと思います。
(久々の更新がこれか、、、って思った方すみません)汗
朝の6時半。
子供たちをアニエーゼに預けて(学校があるので)
私とマリちゃんとサクラでジェノバへ向かいました。
以前、日本で上の親知らずを抜いた時、全く痛みもなく術後もさっさと麻酔が切れて普通に食事していました。
麻酔が残ってる口元からヨダレをたらしてふざけていた記憶があります(笑)
なので今回、全く何も心配してなかった私。
さっさと終わらせようぜ~♪
なんて言ってマリちゃんと気軽に構えていました。
椅子に寝っころんで待つこと30分。
ようやく先生がやってきて英語で話してくれました、ただ一言。
「はじめます、大きく口を開けて~」
チェックするのかとおもいきや、何の前触れも無くいきなりブスっと麻酔が2本。
強引な感じで、プライベートの歯医者とは大違い。
いつも通ってるプライベートの歯医者から送られた私の歯の写真やデータが入ったCDもまだ誰も見ずにそこに置いたまま。。
大丈夫かな~。。。
それから待つことたぶん、40分。
完全に麻酔が効いていました。
また先生が来て今度はなぜかイタリア語で「はい、口を開けて」「これ痛い?」
口を大きく開けているのでどうやって返事すりゃいいんだ?と思っていると
私の返事も待たずに何かゴリゴリやりはじめ、キュイーーーンっていう機械を3種類使ってギーギー
ガーガー削りはじめました。
うおーーー痛い。
でも、痛いのは歯ではなくて、、先生の手があたっている唇(笑)
私の前歯と先生の固い手で唇がはさまれめっちゃ痛い。
でも我慢。
そしてあっというま、たぶん10分くらいで歯はきれいに抜けました。
それから自然に溶ける糸で縫合。
日本のサイトでは真横に生えて埋もれている親知らずを抜くのに1時間、2時間とか書いてあったので
こんなに早く終わってラッキーって思っていました。
それからイタリア語で薬のアレルギーの有無、薬の飲み方など聞きました。
また、お昼前に終わったので、昼ごはん食べれるか?って聞いたらOK,
この後痛むか?って聞いたらNONONO~って言われ。
安心して帰ることに。
マリちゃんと合流して、マリちゃんは次の予約と処方箋や飲み方の確認で今一度ドクターの下へ。
私はゴム手に入れられた氷水(笑)で冷やしながらロビーで待っていました。
すると、インフォメーションにいた男性が、
「口が血だらけだけど、、大丈夫?歯に血が付いて汚いよ」、、、と教えてくれました(イケメンだったのもあって恥ずかしかった~)
ほんでティッシュをくれて、トイレの場所まで教えてくれました。
あ~、、鏡見て来いってことか、、、汗
(鏡に映った私はまるで吸血鬼。男性に感謝です)
それからまたマリちゃんとサクラと合流。
お昼はジェノバで何か食べようかなと思っていたのですが(痛みは無く、なんとか食べれそうだったので)でも、、マリちゃんの免許の更新があるとかなんとかで、、(先に言えーーー!)
さっさと家路に向かうことに。
しかし、これが悪夢の始まりでした。
高速に乗って20分くらいしたころ、私は助手席でウトウトしていました。
ふと、、
ものすごい激痛で目が覚めました。
「マリちゃん、、すっごい痛い。。」
しかし、痛み止めは帰ってから買おうとしていたので手元にはなく、麻酔が切れたんだろうって仕方なく我慢することに。
それから痛みはどんどん激しさを増し。。
もうじっとしていられないほどの激痛で、なぜかノドもすごい痛み。
ツバも飲みこめないすごい痛さ。
「ノドがめっちゃ痛い、、ヤバイ」
飲み込もうとすると気が遠くなりそうだったので血だらけのヨダレを紙に出して捨てるしかありませんでした。
今まで風邪でもこんなにノドが痛んだことはおそらくありません。
左の頬は徐々に腫れてきて、耳の下からアゴの下、ノドまで本当に痛み、
まさに「のた打ち回る」という痛みでした。
(あとでネットで調べると炎症がノドにまで広がったようです)
もうじっともできない痛みで太ももをガンガン叩いたり、頭に爪を立てたり、髪をひっぱたり、
これまた経験したことのない痛みでした。
マリちゃんが大丈夫?って話しかけてももう、うんともすんとも何も反応できない状態。
鈍痛とか、疼痛とか、そんなレベルなんてトウに超えて
理性が吹っ飛びそうな、、まさにのた打ち回る痛みでした。
呼吸すら痛い。
それからそのまま50分くらい、長い長い時間を耐えました。
ほんでようやく街に着いたのですが、、
薬局が全部閉まっているーーー!!!
マリちゃん開いてるところを探すも、どこもお昼休み。
なんでもいいから早く痛み止めをーーーって気持ちも伝えられず、助手席でもだえていると。
マリちゃんマンマに電話。
「こうこうこうで、こうこうのなんとかミリの痛み止め持ってる?」
「ある?良かった~今から取りに行くよ」
マリちゃんが処方箋と同じ痛み止めをマンマにもらって家に戻り、
それから泣きながら車を降り、マリちゃんがそそくさと痛み止めを出してくれました、、が!
その痛み止めは粉状で、水に溶いて飲むタイプ。
ツバすら飲めない私に、マリちゃんはナミナミとグラスいっぱいの水に溶かして私に渡してくれました。
(これはまじに恨みました、、)
なんでいつもこうなの?この人は。。。(本心です)笑
もう、何でもいいから早く飲まなきゃ、飲みたい、痛い、、って分かってはいるのですが
あまりに痛くて飲む勇気が出ないほど。
腫れもすごくて口もほとんど開きません。
私は最後のパワーをふりしぼってマリちゃんに言いました。
「ストロー持ってきて」(手が届かないところになるので)
でも私の口が開ききってないのでマリちゃん理解できず、、
「なになにマイコ、わかんないよ~わかんないってば!」
「ストローーーーストローーー」
あまりに恨めしくて
ジェスチャーしながら泣きながら必死で訴えました。
それからようやく理解したマリちゃん、ストロー到着。
でもやっぱり飲む勇気がでません。
それから15分くらいかけて痛みで?か動悸までしながら飲みました(涙)
しかし、、
効いている感じもなくベッドでヨダレを流しっぱなしでもだえ続いた私。
もう耐えられないので、間隔のきまりは無視して2時間後また飲み。
少し、ほんの少し痛みがやわらぎました。
それからもひどい痛みはずいぶん続き土曜日も仕事どころではなく。
家事もほとんどできず、冷凍のパスタで子供たちにも我慢してもらいました。
しかし私は何も食べられない状態で微熱も続いて3日目の朝。
まだまだ痛みも腫れも強いのですが、こんどは空腹で死にそうだったので(笑)
何か食べたいからヨーグルトとかそういうの買ってきてってマリちゃんに頼みました。
幸い、ノドの痛みはやわらいでいたので。。
するとマリちゃん、スーパーから帰ってきて。
「マイコ、魚大好きだからサーモン買って来たよ、これなら食べれるでしょ?」
はぁ~。。。。
そういう問題じゃない。。アホすぎる。。不器用にも限度がある。なんでこの人はいつもこうなの、、、、、、、、、、、(悲)
口も指1本がやっと入るくらいしか開かない上に痛みで物を噛めないのに、、
サーモンなんか食べられないよ。。
ヨーグルトはどうなったんだろう。。
「ほら、このサーモンこんなに大きいのに安かったんだ~あれ、レシートどこだったかな。。。」
そんなことどーーーーでもいい!
だんだん不穏な顔になっている私に今度は。
「あ、それとこれ!これなら噛まなくてもたべられる」(←分かっているのか分かってないのか)
にっこり顔のマリちゃんが袋から取り出したもの、、それは、、
「スプレー式の生クリーム」!!!
「こうやって口に差し込んで直接食べられるし!」
、、、、分かった、ありがとう。んで、ヨーグルトは?
「あ!」
、、、いいよもう。サーモンは嬉しいけど今日はまだ食べられないから。。。。
好きだから食べられるとか、それ以前の問題だよね???
ガクッとしてる私に気づきもしないで、なんかすっごく良いことした!って感じの
満足感たっぷりの顔でマリちゃんはキッチンを出て行きました。
結局、仕方ないのでマリちゃんのアイデア通り、生クリームを口に噴射。
ぜんっぜん!食べた気がしない、、、笑
でも、ここ数日めずらしく積極的に家事を手伝ってくれたり
子供たちのこともよくやってくれていたので感謝だな、、、と。
こんな人なんだから仕方ないよね、いつもの事だよ、
仕方ない、仕方ない、仕方ない。。。自分に言い聞かせました(笑)
しかし。。
痛みはじわじわと小さくなってきているものの。
まだ口は指1本から開きません。
開こうとすると痛みと顎が固まったような感じで無理な感じ。
なんとか、赤ちゃんサイズの食べ物は食べていますが普通の食事しようとすると激痛。
左のアゴのラインは手で押しても痛みます。
耳の下から頬も微妙に腫れは残っていて、痛み止めは相変わらず利きが悪く。
最近はほとんど効かなくなっていました。
今日6日目。
マリちゃんが診てもらえってしつこいので、、、(もう口をいじられたくなくて何度も断っていたが)
ドクターの電話越しに「いつなら行ける?」って強行手段を取って来たので(こういうところは頭が働く)お昼にしぶしぶプライベートの歯医者に経過を診てもらうことに。
すると歯医者さん。
「これは感染症起こしてます。抗生物質ちゃんと飲んでた?処方箋見せて」
もちろん、薬はきちんと飲んでいました。
「あれ、薬がひとつ抜けてる(他の抗生剤)、あと今飲んでる抗生剤は1日目は2錠以上飲んだ?」
マリちゃん「いいえ、言われたとおり2錠しかのんでません」
「あ~それで感染症おこしたんだと思う。初日は多く飲まないとダメなのに。これは完全に医者のミス。次の予約(反対の親不知の抜歯)はいつ?私から電話しときます」
マリちゃん「来月です」
「来月?無理無理。虫歯にもなってないんだからもっと先でいい」
私「このままほっといたらどうなりますか」
「口が開かなくなって手術しなければならなくなるでしょう」
私 マリちゃん「え、、、、」
そりゃ大変だ!ってことで
すぐにおしりに注射されました。
「新しい痛み止めと抗生剤出します。ここを出たら直ちに飲んでください」
しかーーーし。
またまた薬局はお昼休み。
結局飲めたのは夕方でした(笑)
今日はシチューを作りました。
具を小さく小さく切って柔らかく。
なんとか工夫して食べています。
そんなマリちゃん。
最近夜は毎晩、
長らくやめていた「オンラインゲーム」を再開。
私は横でアメドラ。
だんだん無理なく空気のようにお互いうすーーくなってきました(笑)
でもこれがけっこう居心地いいのです。
あ、今回写真はのせませんでしたが、
子供たちもサクラも元気です。
ハヤは最近スキンヘッドに憧れているようで。
「なんでパパはあの人みたいに髪を無くさないの?」って他人の男性を指差して聞いてきました(笑)
私 「ハヤはつるつるの髪がないのが好きなん?」
ハヤ 「うん、かっこいい。パパも髪切ればいいのに、、」
ここイタリアではスキンヘッド率が日本に比べるととっても高く、
普通のヘアスタイル(ヘアはないけど)です。
そしてメイ。
10歳にしてピュアすぎるメイは、もうクリスマスに欲しい物を決めてサンタさんに手紙を書いています。
まだサンタクロースの存在も、お化けとか魔女とか本気で信じています。
もし、サンタクロースが親だったなんて知ったら相当ショックだろうなぁ、、、
こないだまた歯が抜けたメイ。
この辺りでは子供の歯が抜けると、夜、部屋の隅に歯を置いておきます。
すると夜中にねずみがやってきて、歯を取っていく代わりにお金(コイン)を置いていく、という
風習があります。
もちろん、コインにすり返るのは親なのですが。。
メイは毎回これを楽しみにしていて、朝早く起きてコインを持って騒ぎます(笑)
「やったー!ねずみ来たんだね」
マリちゃんが小細工したねずみが噛んだように見せかけたコインの包み紙
も功をそうして、、メイは本当にねずみの仕業だと信じています。
ちょっと不安でもあります。
そして最近のサクラ。
めまぐるしく成長しています。
すごいおてんばというタイプで、どこでも自分でささーーっと行ってしまい追いかけるのが大変です。
ベビーベッドにはよじ登り、あらゆる高いところ(椅子とか岩とか)登ろうとします。
しかも、途中で支えたり、助けたりするとすごく怒って泣きます。
どんなに困難でも、時間をかけて自分の力で登りたいのです(笑)
お母さんお母さんというタイプではなく、
誰にでも大人でも、子供でも他人でもみんなの輪の中に入っていきます。
(立ち話してる老人とか、公園でたむろしてるB系男子とか、、汗)
またあまり泣かなくてイエス、ノーがはっきりしていて、自分の意見?というかそういうのがはっきりしています。
良い悪いというのではなくて、ハヤとは反対の性格という感じです。
あ、次回は写真にしますので、またチェックしてもらえると嬉しいです。